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代表者ごあいさつ
2008年9月のリーマン・ショックがトリガーとなり、急激に景気後退して世界的な大不況に突入した。そして、1990年代の平成不況からこの大不況を経て、社会状況は変わり、価値観は大きく変化した。
大手企業は株主の利益を守る為に、労務費を切り、水も漏らさぬ程に外注費を切り、経費を絞り、投資を抑制中止等のコスト削減を必死におこない、この局面を乗り切ってきた。
多くの中小企業経営トップは会社を守り社員を守る為に身銭を切り、金融機関からセーフティネット等で運転資金を調達し、雇用調整助成金を活用し凌いできた。
大企業はコーポレートガバナンスという呪縛に囚われて極端にリスクを恐れ、新しことにチャレンジすることにとても慎重になり、意思決定がとても遅く萎縮硬直してしまった。
気がついたら、元気なアジア諸国が台頭して、国力に勢いがなくなってしまった。
そういう中、2011年3月11日東日本大震災というとてつもなく大きな悲惨な不幸に見舞われ、多くの尊い人命が失われた。想像を超えた大津波が多くの人命を奪い、原子力発電所の大事故を引き起こした。原発安全神話は砕け散ってしまった。グローバル企業のサプライチェーンが寸断され、生産が一時的に麻痺した。そして、私たちの人生観は根底から覆った。
今、ヨーロッパはユーロ圏を襲った金融危機からの立ち直りはこれからと思われるが、米国経済はいち早く成長軌道へと回復してきた。日本経済もようやく動きだし、長かったトンネルの出口が見えてきた。
久しぶりに中小企業社長の表情も明るくなってきたように感じる。
今まで、日本の中小企業はこのような厳しく先が見えない時代を必死に生き抜いてきた。
しかし、ようやく明るさが見えてきたとはいえ、私達中小企業はこれからも、厳しく、先が見えない時代をたくましく生き抜いていかねばならない。私達中小企業は時代を理由に「商いが駄目だ!」いうことは出来ない。私達中小企業はこのような時代をプラス発想で、チャンスと考えチャレンジするしかない。
1.今まで培ってきた、技術開発力、製造技術力があり、経営トップがその気になるだけで、新たな製品開発/市場開拓にチャレンジすることが出来る。
2.そして、今だからこそ、必要な人材を確保しやすくなった。
3.国際的に日本製というブランド力は強い。
4.日本はこれから最も成長するアジア圏という絶好の地の利がある。
5.又この地の利が草の根的な集積(ネットワーク)を生み出す可能性を秘めている。
6.この大不況で顧客のコスト意識がとても高くなり、ブランドがなくても、取引をしたことがない中小企業へも引合を出すようになってきた。
7.ECO、絆・・と社会の感性、価値観が大きく変わり、新たな市場創造が予想される。
8. 更にiphone(スマートフォン)、iPad(タブレット)、FaceBook(SNS)とユーザ視点の新たなICT時代が始まった。
9.そして、何よりも私達中小企業には素晴らしい人材(人財)とその他の価値ある知的資産がある。
私達中小企業は時代の流れをチャンスと捉えて乗り切る素晴らしい知恵と潜在能力がある。成功を信じてチャレンジです。中小企業が元気にならなければ日本は元気にならない!!
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神楽坂コンサルティング株式会社 代表取締役 竹 内 一 郎
神楽坂コンサルティング株式会社 代表取締役
チーム神楽坂 代表
市場開拓・知財戦略アドバイザー担当
◇略歴:1976年3月 東海大学海洋学部海洋資源学科卒業。
業務システムの企画開発導入運用、テナントビル企画を不動産会社にて遂行。
情報機器技術商社にてミニコン販売事業立ち上げによる新製品/新市場開拓、物流システムのプロセスコントローラへのミニコン販売。
情報機器製造メーカーにて米国電子メール事業の企画立上による新サービス/新市場開拓、ディスクサブシステム商品企画販売による新製品/既存市場・新市場開拓、データベースマシン事業の企画立上により新製品/新市場開拓、流通企業向けデータウエアハウスシステム受注、プラント保守向け高速ドキュメント検索システム受注。
IT企業創業、新市場/新規顧客開拓200社、地域密着型E/U向けSI事業展開、米国先端技術コアにしたSI事業展開、ERP事業展開、IPA補助金取得による研究開発、ビジネスモデル特許取得した企画開発商品によるプロダクト販売&ASPサービス事業の新製品/新市場開拓展開。しかし、創業17年、60人、6億の売り上げ規模まで社業成長させたが、人材の登用とマネージメントに失敗、会社整理に追い込まれ、まさに青天の霹靂、創業から整理まで経験。
2009年2月、現在の神楽坂コンサルティング株式会社を設立し、現在に至る。
◇信条:諦めない、明るくプラスに考えれば、必ず道は開ける。
◇座右の銘:意志あるところに道あり。
◇好きなこと:自然が好き、海が好き、スポーツが好き、犬が好き。
◇竹内よりの一言:中小企業が培ってきた沢山の“優れた技術”や“アイデア溢れた素晴らしい製品”が日本には埋もれています。私たちは「顧客を創造する」をテーマに日本にあるこれらの埋もれた技術や製品の「市場開拓(販路開拓)」を軸とした経営サポート(決断する社長を応戦すること)を使命としています。
技術マーケティング(新事業企画&市場開拓)経験と会社経営の経験を活かして「中小企業の市場開拓」「中小企業ならではの会社運営」「中小企業の社長」を応援いたしいます。以下余白