事業戦略とビジネスモデル構築の方法

今、時代は大きく動いています。この激変の時代、今までのビジネスモデルを守るだけでは企業は生き残っていけないと考えるのが自然です。しかし、視点を変えれば、こういう変化の時代だからこそ新たなビジネスチャンスがあります。企業が時代の変化に適応しながら成長していくための基本は経営戦略(事業戦略)とビジネスモデルを時代に適応させていくことにほかなりません。事業戦略とビジネスモデルの構築のやり方を5つのステップにまとめました。

  

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Step1.己を知る

自社の眠れる資産は何か?

今まで培ってきた知的資産(資金/人材/顧客/技術/営業/商品/ブランド・・)を棚卸して、眠れる資産を知ることです。そして、眠れる資産は売れる資産になるか、売れる資産のセールスポイント(売り)は何かを見極めることです。

 

 

時代の流れと自社の進むべき道は?

会社を取り巻く外部環境(経営環境)と売れる資産を求める顧客を考え、市場(マーケット)を探すことです。そして、新たな市場に進むためには経営理念、経営方針、経営戦略、事業戦略、事業計画、ビジネスモデル、マネジメントをすり合わせして進むべき道を決めねばなりません。

 

新たな一歩を踏み出すスタートラインを知る

 顧客ニーズ応える新商品を開発したり、自社の強みを活かし新規事業を立ち上げたり、今のビジネスモデルを見直し新たなビジネスモデル構築したりしますが、社長はスタートライン(現状)を知らねばできません。先ず、このスタートラインを知ることです。

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Step2.買いたくなる商品サービスを企画開発する。

売れるセールスポイントが求められる商品とは?

商品開発は自社の知的資産を活かし、差別化戦略できる自社のセールスポイント(強み)で顧客の悩みを解決(問題解決)できる顧客層に対して、顧客ニーズに合った付加価値ある商品サービスの商品開発(顧客が買いたくなる商品開発)をすることです。

 

良い製品とは売れる製品です。

技術視点だけですと、技術が優れている製品、性能が良い製品、機能が良い製品が良い製品と考えがちです。マーケティング(商人)視点では、使い勝手やデザインが良いだけでなく、求める顧客層の悩みを如何に解決でき、顧客の心を掴めるかが重要となります。

 

自社製品のリスクヘッジをする

競合他社から、自社の技術やブランドを守るためにはは特許/著作権/商標などでリスクヘッジをすることが戦略的に非常に重要です。企業の命運を左右する可能性があります。

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Step3.事業戦略とビジネスモデル構築を考える。

流れるようなビジネスモデルを創造する

事業戦略やビジネスモデル構築は社長の考え、自社の強み、商品企画とターゲット市場、競合対策、市場開拓の手法、実現体制(スタッフ)、販売計画、事業計画、    資金計画、    資金調達・・・と一気通貫で流れるように、自社の実情を踏まえつつ具体的に考えなければなりません。

 

市場開拓の仮説を考えマーケティング活動を展開する。

ビジネスモデルを考え、実際に市場開拓を行い、商品開発で想定した顧客層(ターゲット顧客)にモデルユーザとして導入事例を作り、モデルユーザー(導入事例)を横展開をして新たな導入事例をつくり、営業方法(方程式)を開発していきます。

 

売れる仕組みをつくるには?

例えばチャネル販売の場合、想定するターゲット顧客層に強いチャネル(販売パートナー/OEM)と組んで、チャネルマーケットにアプローチします。また、ITを駆使したプラットフォームビジネスも提供サービスを如何に展開するかが肝になります。マーケッティング(商人)視点で効果的な営業方法(方程式)を見つけ出し、売れる仕組みを開発することがゴールです。

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